作業療法士の選択

社会人の方で、

「いま30代なんだけど、これから作業療法士になれるかな?」

と、思っている人もいると思います。

結論を言うと、

作業療法士になれます!だって、ぼくも30代で養成校に入学して、作業療法士になりました」(笑)

ただ、養成校に3~4年間通い、その間に校内前・後期試験や実習、国家試験と難題があります。

30代だと、金銭面やプライベートでも問題が出てきます。

あなたが、しっかりとした目的と考え方をもっていないと挫折しかねないと思いますので、今回はその考え方について書きますね。




30代から作業療法士を目指す目的が明確か?

whyを指差している

作業療法士になりたいのはなぜ?」と自問自答してみてください。

明確な『目的』が答えられますか?

『自分は、こうでありたい』といった揺るぎない目的を持つと、挫折しそうな時に、発奮材料となり、モチベーションが維持できます。

「今の会社が辞められたら、どんな仕事でもいい」とかだったら、必ず作業療法士になる前に挫折します。

10年前後も勉強していないのに、いざ学校に入学して、勉強できますか?
覚える量は、ハンパなく多いですよ!

ぼくの場合、子供が障害を抱えているので『子供の将来に役立ちたい』、という思いで作業療法士を目指しました。
一般企業を退職したので、『もう後がない』と覚悟を決めてチャレンジしましたよ。

あなたも、30代から作業療法士を目指すならしっかり『目的』を決めて、頑張ってください。

30代から作業療法士を目指す人がするべき行動と考え方

考えるポイント

30代から作業療法士を目指すと、年齢面・精神面・社会面においてデメリットがあります。

それを克服するために、どの様に考え、どの様な行動をするべきかを書きますので、参考にしてください。

・何事も自分で考え、工夫しましょう

ぼくの経験ですが、学校に入ってまず思ったことが「昔、どうやって勉強してたのかな?」でした。

そう、勉強の方法を忘れてました。(笑)

それで、生活スタイルを考慮しながら、時間の使い方や自分に合った勉強方法を考えました。

自分で考えるクセをつけると、何か不都合があっても自然と考えることができ、柔軟に変化させることもできます。

作業療法士になってからも必要な要素ですので、今のうちから習慣づけをした方がいいです。

・勝負するターゲットを決めましょう

勝負?目標と言ってもいいかも知れません。
けっして、敵ではないですし、ターゲットに対して宣戦布告もしなくていいです。

ターゲットは個人でも、集団でもいいです。

自分の心の中に刻んでいてください。

そうすることで、モチベーションが上がります。

ぼくは、勉強のやり方が分からなかったくらいなので、現在の自分の学問レベルがわかりませんでした。

そこで、基準レベルラインを設けました。
クラスの人の3/4が、高校から入学してきていたので、その学生全員に対して負けない様に頑張りました。

結果は・・・、国家試験が受かったから良しでしょう!

・向上心を高めましょう

作業療法士として仕事に就いたときに、先輩に同年齢や年下の人がいます。
その人達と比べると、経験値や知識・技術でかなり劣っています。

作業療法にはさまざまな知識・技術が必要ですので、勉強しないとレベルアップが図れません。

患者に良くなってもらうには、日々精進が必要です。

また、同年齢や年下の先輩を「追いつけ、追い越せ」のつもりで頑張っていると、将来が有望になるかもしれませんよ。

 

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