作業療法士の中では、大学を卒業して就職から数年後(1年未満の人もいるかな)に「この分野に特化した職場に行きたいから退職したい」と、思っている人が多いですよね。
この記事を見ているあなたも、そうでないですか?
作業療法士が関わる分野は、身体障害分野・老年期分野・発達障害分野・精神科分野・在宅サービス分野など幅広くあります。
逆にその幅広さがアザとなって、就職活動時になかなか興味のある分野が決められずに「とりあえず総合病院に入って、経験を積みながら興味のある分野を見つけよう」と考えた人もいると思います。
また、就職活動時には「この分野に興味があったから就職したけど、働いていくうちに違う分野の方が興味が強くなった」という人もいるでしょう。
こういった、興味のある分野を見つけたあなたに、ぼくは転職を勧めるとともに応援します!
作業療法士の興味ある分野への転職は当たり前
あなたは、学生のときにどれだけ臨床の場を経験しましたか?
恐らく、「実習の期間のみ」と答えると思います。
また、あなた以外の作業療法士に同じ質問しても、大半の人が「実習の期間のみ」と答えるでしょう。
短い実習での臨床の経験と学校の授業のみでは、興味のある分野はわからないし、進みたい分野を決めることができないのも当然だと言えます。
そこでハッキリと決めれる人は、作業療法士になる目的が「祖母が脳梗塞でお世話になった時に作業療法士の仕事はスゴイと思い、自分も作業療法士として脳血管疾患に携わりたいと思った」などと明確になっていた人です。
ぼくも、子供が障害を持っているので、身体障害分野しか興味がありませんでした。
しかし、多くの人は「人助けがしたい」「手に職をつけたい」と大きな枠で、作業療法士を目指しているので、臨床の経験が少ないのと各分野のイメージが乏しいことで、なかなか進みたい分野を決めることができません。
だから今回、興味がある分野・進みたい分野を見つけたあなたは立派です。
作業療法士は、興味がある分野で働くことが一番です。
興味ある分野の職場で、自分を活かしましょう!
作業療法士の転職で考えられるデメリット
ただ転職を考えるにあたって、現在の状況よりは悪くなりたくないと考えますよね。
・上司に退職について話しにくい
・月収が下がるかもしれない
・通勤距離が遠くなるかもしれない
・就職活動の時間がなかなか無い
など、いろいろあります。
しかし、2回転職したぼくの経験では、
・上司は個々の成長を優先してくれる。
・月収は指定できたり、高いところを選択できる。
・通勤距離が短い職場を選択できる。
・就職先の情報収集は、転職サイトや転職エージェントに任せる。
こんな感じで、割とスンナリ転職はできるものです。
人は、新しい行動をしようとすると面倒となり、新しい行動や考えを避けようとします。
そのため、現状維持になるパターンが多いです。
作業療法士は興味が少ない分野ではスキルアップしない
あなたは、興味がある事と興味がない事では、どちらが集中して楽しくできますか?
もちろん、興味がある事ですよね。
例えば、あなたが夢中になってるゲームがあったとします。
そのゲームを遊ぶ時は楽しいばかりに、寝不足覚悟で遊んだりしますよね。
また、攻略できないときは、くやしいからネットで攻略を調べたりすると思います。
興味がない事だと、そこまではしません。
作業療法士の仕事もそれと同じで、興味がある分野だと自らすすんで勉強したり、研修会に参加したりするのでスキルアップしますが、興味がない分野だと勉強も手を抜くようになり、成長しなくなります。
そうなると、今後のあなたのキャリアにも影響を与えることになります。
作業療法士がスキルアップするための転職の準備
いますぐに転職は難しいとは思いますが、準備だけはしておいた方が良いと思います。
準備といっても、転職サイトには登録しておくだけです。
なぜなら、転職への行動の一歩を出しやすくするためにも、自分の条件に合った求人情報をストックしておいた方がいいです。
転職サイトの登録は簡単に5分ほどで終わり、料金は無料です。
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悩む前にまず行動です。
未来は自分の手で切り開くしかありません。